火災通報装置とは
感知器の作動と連動し受信機からの火災信号を受けることで電話回線を使用して消防機関を呼び出し、蓄積音声情報により通報、通話を行うことができる装置
自動火災報知設備の点検前に
- 自動火災報知設備点検前にフタの中の電話線のコネクタを外して、念の為消防署に連動してTELがいかないようにする。(受信機との連動を遮断するボタンが付いている場合は、そのボタンを押せば良い)
- 何回か感知器の作動試験をして火災通報装置に連動していないことを確認してコネクタを戻す。(点検前に戻しても良い)
点検方法
- 点検前に指定された番号(エリアによって異なる?)にTELしてこれから点検することを伝える。(市区町村と施設名を伝える)
- 手動起動装置を押す、または受信機との連動を復旧させて感知器から信号を送り作動させる。手動起動装置は、火災通報装置と受話器に付いていてどちらを押しても良い。
- 受話器で消防署と繋がる。最初に蓄積音声情報が流れ、住所や施設名が合っているか確認。その後逆信になりプルルとなったら受話器を取り、点検である旨を伝える。
- 受話器にあるランプが点灯している間は消防署との通信状態にあるので、正常に終了しランプが消えるかもチェックしておく。
- 手動起動装置の透明のケースがたまに逆についていることがあり、それだと押し込めないので注意する。(薄く文字が書いてあるのでそれで文字を確認)
パナソニックの点検機能
※内部にあるテンキーボタンを操作
蓄積音声情報(通報メッセージ)の確認
「M +21+※」→「E」で停止
電池試験
「M +25+※」→ピンポン音は正常、ピッピッピ音は異常
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