放水試験
屋内消火栓のバルブからホースを屋外に伸ばし、その先に放水圧力測定器を取り付ける。
ポンプ起動前にバルブを少し開けて配管内が湿式か乾式か確認しておく。
ポンプを起動させる。バルブを徐々に開け、全開にする。
放水圧力測定器のゲージで針が安定したところで数値を記録する。
0.17Mpa~0.7Mpaの間でなければならない。
数値を記録できたらポンプを停止させ、元の状態に戻す。
乾式の場合、配管内の水抜きをする。
呼水槽・消化水槽点検
①メインバルブ(ポンプ吐出側の止水弁)を閉める。(万が一ポンプが起動しても誤って水を送らないように)
②呼水槽 ・ボールタップ押して水が出るか、規定の水位で水が止まるか
・電極棒 満水から20センチ以上あるか
③過電流 テストボタンを押して受信機に信号が送られたか確認
④消化水槽・呼水槽の満水警報確認 共通線と満水線の短絡
消化水槽・呼水槽の減水警報確認 原水線の端子を外す
性能試験
①メインバルブ(ポンプ吐出側の止水弁)を閉める。(常時開)スプリンクラーなどの圧力タンクがある場合はその手前のバルブも必ず閉める。(常時開)
②水の流れから見て流量より奥のバルブ(流量調整弁)を事前に開けておく。(常時閉)
③ポンプを始動させる。ゲージの圧力、電圧、電流値を測定する。(締切運転)
④性能試験配管のテスト弁を徐々に開いて全開にする(水の流れから見て流量計より手前にある弁)
⑤流量調整弁で流量計の値がポンプの定格吐出量になるようにする。定格吐出量は点検表などに記載されているので事前に把握しておく。
⑥その状態(定格不可運転)で再びゲージの圧力、電圧、電流値を測定する。
⑦ポンプを停止させ、バルブを元に戻す。
ポンプ試験
ボールタップ
呼水槽と消火水槽のボールタップを少し押して水が出て、規定の推移で水が止まるか確認。
※消火水槽にポケットなどから物を落とさないように注意。
過電流(ポンプ故障信号)試験
ポンプにより操作板に過電流確認用のボタンがある、操作板内部のサーマルトリップ?ボタンを押して確認する場合がある。警報出たらリセットボタン押して解除。
満減水試験
操作盤内の呼水槽と消火水槽の端子台で試験。事前に受信機にどの信号を確認するものがあるのかチェックし、あるものは受信機に信号が送られランプが点灯するかを確認する。
満水試験 共通線と満水線を短絡させる。
減水試験 減水線の端子を外す。
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